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10年1月30日(土)17:05~
場所:TOHOシネマズシャンテ⇒MAIDO
参加者:まるこ、小太、若葉、小林、10、マイコー
第15回観賞会のお題は『ジュリー&ジュリア』
今回のメンツは10さん・マイコーさんを加えた合計6名の賑やかなミーティングとなりました。個人的に、しだいに顕わになってくるマイコーさんのシニカルな目線がツボでした。
小林「じゃあ、評価いってみますかね」
マイコー「んー、★★★★(3.5)」
小太「私、今日★★★★きちゃいましたよ。」
まるこ「おおお、小太さんにしては高い」
小林「私は★★★★★。去年のうちに観てて、面白かったので今回これを選んでみました」
まるこ「私、★★★★★(4.5)」
小林「おお、軒並み高いですね。ワクワク。この後でドーンって評価下がったりして」
10「私も★★★★★」
一同「おおおお!」
小林「良かった良かった」
まるこ「次、落ちるか?!」
若葉「私、正直に★★」
一同「おおおお!」
小林「あははは。でも、それもわかるわかる」
小林「じゃあ、そしたらですねえ、ここ良いなと思ったところを教えてください」
まるこ「夫婦愛」
小林「あ、そうなんだ。まるこさんは、そこらへん苦手かなあと思ってました。もうどうでもいいよって」
10「そう。そういうのがイヤ系かと」
まるこ「恋愛じゃないじゃん」
小太「うんそうだね」
まるこ「人として、じゃない?良いものみせてもらいました」
若葉「なるほどなるほど」
小太「主に旦那さんの方の見守る視線がね」
マイコー「そうそう。旦那さんが出来た人でしたよね」
小太「素敵でした」
マイコー「私は逆にそれが、こんな理解のある旦那さんいるのかなあくらいに思いました」
まるこ「やっぱここは既婚と未婚で見方が変わるよね」
小太「そうそうそうそう」
まるこ「夢見てる方と、現実を知ってる方と」
小林「現実はあんなじゃないですよ」
一同「はははは」
まるこ「そうか。騙されちゃった」
10「私はジュリアの可愛らしさが良かった」
小林「そうそう、可愛いんですよー」
10「で、あんまり可愛いのを出しすぎると若干イライラっとくるやん。けどイライラがなく適度な可愛らしさがとても素敵と」
小太「ジュリアはどっち?」
まるこ「おばちゃんのほう」
小太「あ、メリル・ストリープね。やっぱ巧いよね」
マイコー「すごい太っちゃってて、おばちゃんらしい可愛らしさが出てた」
まるこ「それがさ、パリから離れたらちょっと痩せたの。シュッとしてて。スゴい!と思って」
小林「役作りしてるんでしょうね、きっと」
まるこ「うん。すごいびっくりした」
若葉「あの人は、いつも酔っぱらってるわけじゃないんですよね?」
小林「あはははは」
まるこ「思うよね」
小太「喋り方が?」
若葉「うんうん」
小太「ああー!」
若葉「お酒飲むシーンもあるし、違うときもあるし。今は酔ってるのかなあ?とか探り探り観ました」
マイコー「結構、お酒飲んでるシーン多かったですもんね」
小林「なんかご本人(ジュリア・チャイルド)によく似てるらしいです」
マイコー「あ、あ、そうなんだ!」
小林「途中でジュリアを真似したコントがありましたけど、あれも当時の」
若葉「へえええ。あのコント、ちょっと心臓に悪い」
まるこ「ね。血、ザーってね。M1とは違うと思って」
小太「私ずっと笑ってたよ」
まるこ「アメリカ人だ。さすが」
小林「あれ観ながら真似する感じも、あ、やるやると思った」
小太「うん。自然な感じだよね」
小林「私は2つの話をうまく絡めてて上手だなあと思いました。あと、ジュリアの方は偉業を成した人じゃないですか。反面ジュリーの方は、ただ真似して良いとこどりみたいな。そういう締まりのないポジティブシンキングがちょっとイラっとするんですけど、なんか普通の一般人ってあんなもんだよなと思って。ドラマチックすぎなくて。誰か憧れの人がいて、その人に近づきたくて真似するとかいう感じは一般的な女の子と同じで、普通っぽいところが良いなあって」
小太「うん。普通っぽかったよね。会話とかも冗談の言い方とかもさ、あ、これ言いそう~みたいなさ。だから結構笑うシーンが多かったかな。あと、ジュリーの方の旦那さんが変にベタベタ励ましたりしないじゃん。割に冷静に広く見守ってる感じがすごい良いなあと思った。ジュリアの旦那さんはパーフェクト」
まるこ「ホントは絶対違うんだろうけどね。でも海外に一緒に駐在するとすごい仲良しになるんだって」
10「そうか。他に頼る人がいないから」
まるこ「友達が出来てもすぐに別れることになっちゃうし。だから夫婦がすごい仲良しになるってみんな言う」
小太「あの(ジュリアの)旦那さんの大人な感じの見守り方もすごい素敵と思った」
小林「なんか、よーしよーしって感じでね」
小太「うん。自分だってすごい地位にあって仕事も大変なんでしょうけど、奥さんのグチもちゃんと聞いてあげて」
マイコー「うんうん」
まるこ「一昔前の話じゃん。それなのに好きにしていいよみたいな感じだったもんね」
小太「戦後すぐくらいか?」
小林「50年くらい前らしいです」
10「ジュリーの住んでた部屋の間取りがすごい素敵と思った」
小太「あ、ね。ああいうゴチャっとした感じがね」
まるこ「なんかとってもはまってたね」
小林「ピザ屋の上ってくさしてたけど、ちゃんとコジャレてた」
10「そう、ゴジャレてた」
まるこ「あとパリの駅とか出てたじゃん。私、ああいうのもスゴい好き。けど、パリに引っ越してきて、お城みたーい!って言って窓を開けて振り向いたとき、いかにも合成なのがわかって撮り方が甘くない?って」
小林「あははは。よく観てますねえ」
まるこ「あ、パリじゃない。ここスタジオって」
小太「若葉さんの星2つはどうして?」
若葉「なんとなく単調に淡々と過ぎてしまって、それがあーって感じに。旦那さんとかもスゴい良いんだけど」
小太「大きな事件がないってこと?」
マイコー「ね。だらだら長くて、もうちょっと端折っても良いんじゃないかなって」
小太「そっかあ。あんまり感じなかったな」
まるこ「あとはどんなとこ?」
若葉「えー、どこだろう。淡々と料理してるのが、もうちょっと何かがないのかなって」
まるこ「山谷が?」
小太「そうなんだね。私、あの淡々としたのが良かった。やっぱ興味の持ち方で違うんだね」
マイコー「あの本を出すとか出さないとか、ああいう下りが長いんじゃないですかね」
小林「ちょっとまどろっこしかったですよね」
マイコー「大変なんだろうなとか思うけど、うーん長い!って思って」
小太「あの長さがあるから最後に本が出たとき、うれしい!ってなるんだと思う。でも私が要らないよなと思ったのは、最後らへんに記者からジュリーが不愉快そうだったって電話があったじゃないですか。あれ全く要らないんじゃない?って思った」
小林「うん。あれ、あの後、何もフォローがなかったですもんね」
まるこ「あ、でも、私それがあっての評価だな」
小太「むこうもこっちも接点がないままのほうがすっきりしたけど、あのシーンだけ入ってくるところが別に要らないなと思った」
まるこ「私、あれがひとつあったから考えた感じ。あれがなかったら考えずに終わってたと思う。やっぱり人間同士だから誤解もあるし。知らないもの同士だからどう思われてるかもわからないし」
マイコー「確かに、そこで実際に会ったり、誤解がとけたりしないところが良いなと思った、ポゥ!」
まるこ「そうそうそう。それがあったら作りものチックになっちゃってたと思う。もしかしたら認知症だったかもしれないし」
一同「はははは」
小太「しかし2人とも長生きだったんだねえ。90何歳とかいって」
小林「ねー、あんなに脂っこいものいっぱい食べてるのにね」
小太「そうだよね、じゃ、私も食べちゃおうかな。なんて」
まるこ「さっきお茶してるときに、コレステロール値高いからって話してたんだよね」
マイコー「そう。頑張って控えてたのに」
まるこ「それが面白かった」
小太「でも寿命も遺伝が関係あるって言うしね。結構、食事とか関係なくても長生きできるのかな。食べてるとき幸せそうだったもんね」
まるこ「バター欲しくなるね」
小林「あれ、博物館にバター置いてった時、ちゃんとコトンって音がしてあれ?って思った。あそこに行くまでにデロデロに溶けちゃうだろ!って」
マイコー「ジュリーも可愛かったですね」
小太「可愛くて笑えた。あの泣いてるところとか。あれ、足の方から映すのがまた良いよね」
小林「そうなんです。女の人が可愛く撮れてる映画だなあと思って、女だけで観に行くのに良さそうだから選びました」
マイコー「そうそう。女の人向けの映画だなと思いました」
まるこ「女目線でね」
小太「やっぱ食べ物の話は映像だね。私、「幸せのレシピ」も好きなんだけどさ、やっぱ美味しいものは人を幸せにするって感じがさ良い」
小林「ホントに美味しいと言葉もないみたいなね。ただただ幸せ!って」
まるこ「でも脂っこそうだよね」
小林「ね。365日フランス料理ってどうなの?とは思った」
まるこ「太るよー」
マイコー「あんなもんじゃないよね。もっと太るよね」
まるこ「そこも描いてたら面白かったのに」
10「どのくらい太りましたってね」
小太「星の数、減点したのはどのへんで?」
マイコー「うーん、やっぱり長かったとこと、旦那さんが良すぎるところ」
まるこ「でかいねえ。そこはでかい」
マイコー「うん。フランス料理のコースなんか作っちゃったりしてる横で、もっとパニクったりトラブルがあったりするだろうなと思って」
まるこ「自分も仕事がうまくいってないときだってあるだろうにねえ」
マイコー「ほら、料理に一生懸命になっちゃうと掃除とかできなくなったりするでしょう。そういうのもなくて」
小太「現実的だね」
マイコー「そうそう。現実的じゃないなと思って」
まるこ「もしかしたらジュリアの部分はジュリーの頭の中での想像なのかもしれないよね」
小林「それも考えられますよね。良い風に想像してるみたいなね。ただ、オチきらない感じはあって。なんか中途半端な感じしませんでした?ジュリーなんて、頑張ってるんだろうけど、たまたま運が良かっただけな感じで。中途半端な頑張りきらなさがあって、ものすごいポジティブシンキングな感じでまとめてるのが、綺麗にオチがついたわけじゃないなと思いました。反面、そこが良いとこなんですけど。私にとっては良いところとイマイチなところが同じ部分でした」
小太「表裏一体なんだね」
小林「そうそうそ。なんか自分みたいじゃないですか。中途半端な普通さとか、何も為し得ないところが。でも一般人なんてみんなあんな感じだよなあと」
マイコー「いっぱいいますよ、ああいう感じの人」
小林「それで近親憎悪的なものを感じました」
小太「あー、そういうこと」
小林「まあそういうもんだよね、みたいな。でも星5つなんですけどね」
若葉「ジュリアの方の話は魅力的に感じたんですけど、ジュリーの方の話はジュリアの存在に救われたと言いつつそんなに救われた感がないなあと。すごいどん底ってわけじゃないし、あんまり成長がなくてイマイチでした。
小林「そうそう、それも解ります。それも中途半端さの一つなんですよね」
まるこ「でも私は、自分がこういうキャラだからだと思うんだけど、そこまでドーンて落ちることがないから、あのくらいの停滞感は解るなあ。何かがあってすごい落ち込むってわけでもないんだけど、なんとなくモヤモヤしてるみたいな。そういう時に、大好きなものに出会って気持ちが救われる感じは解る」
マイコー「うんうん。そういう自己満足の世界なんですよね。一年間で本のレシピを全部作るっていう目標をやり遂げたってだけで、映画にするほどの話でもないなっていうね」
小林「そうそう。私の人生が映画にならないようにね」
10「あははは」
小林「そこを無理にお話にしたような気恥ずかしいところがあるんですよ、この映画」
まるこ「そうかあ。それをあんまり感じなかったのはジュリアとジュリーの話をうまく絡めていたからなのかね」
小太「片方だけだったら確かにそうだよね。そんなに面白いわけじゃないね」
マイコー「それで、あんなしょっちゅう友達にパーティーやってもらって祝ってもらったりしてね。幸せですよね」
小太「うん、幸せ幸せ。たとえば「今年一年不倫をしますって目標をやりきった私」っていうブログと一緒なんでしょう?」
マイコー「ははは、そうそう」
小太「誰かにしゃべりたいけど、でもダメ!みたいなさ」
小林「はははは」
まるこ「なんてつまんないんだろう」
小林「そうそう。そんなもんじゃないですか自分たちも。中途半端なところで自己満足できちゃうあたり」
小太「だから普通っぽい感じがするんだね。(それがあからさまに見えないのは)構成がうまいんだね」
小林「たしか監督と脚本が「ユーガットメール」とか「めぐり逢えたら」と同じなんですよね。見せ方は上手なんでしょうね」
マイコー「私、「ユーガットメール」なんてビデオ買って何回も観ましたけどね」
小太「「めぐり逢えたら」は?」
マイコー「そっちは観てないんですよね」
小太「そうかあ。そっちはそんなに良くなかったんだよね。同じ監督さんって聞いたから、うまくなったのかなあと思った。今日のが一番良かった」
まるこ「私の中の星5つはDVD買いたいくらいのものっていう基準があって、今日のはなにが悪かったのかわからないけどそこまでじゃないんだよね」
小林「やっぱりテンポが良くて引き込まれると、もう一回もう一回って何度も観ちゃう。けど今日のはそんな感じじゃなかったですね。観るとおなかいっぱいになる」
小太「私、来年ぐらいにもう一回観てみたい感じかな。すぐにまた観たいっていうんじゃないけど、もう一回くらいは観たい」
まるこ「じゃあ、いずれみんなでDVD観なおしてみる?その時の状況によって星が変化することもあるしね」
マイコー「そうですね。フズバー!」
<文責:小林>
場所:TOHOシネマズシャンテ⇒MAIDO
参加者:まるこ、小太、若葉、小林、10、マイコー
第15回観賞会のお題は『ジュリー&ジュリア』
今回のメンツは10さん・マイコーさんを加えた合計6名の賑やかなミーティングとなりました。個人的に、しだいに顕わになってくるマイコーさんのシニカルな目線がツボでした。
小林「じゃあ、評価いってみますかね」
マイコー「んー、★★★★(3.5)」
小太「私、今日★★★★きちゃいましたよ。」
まるこ「おおお、小太さんにしては高い」
小林「私は★★★★★。去年のうちに観てて、面白かったので今回これを選んでみました」
まるこ「私、★★★★★(4.5)」
小林「おお、軒並み高いですね。ワクワク。この後でドーンって評価下がったりして」
10「私も★★★★★」
一同「おおおお!」
小林「良かった良かった」
まるこ「次、落ちるか?!」
若葉「私、正直に★★」
一同「おおおお!」
小林「あははは。でも、それもわかるわかる」
小林「じゃあ、そしたらですねえ、ここ良いなと思ったところを教えてください」
まるこ「夫婦愛」
小林「あ、そうなんだ。まるこさんは、そこらへん苦手かなあと思ってました。もうどうでもいいよって」
10「そう。そういうのがイヤ系かと」
まるこ「恋愛じゃないじゃん」
小太「うんそうだね」
まるこ「人として、じゃない?良いものみせてもらいました」
若葉「なるほどなるほど」
小太「主に旦那さんの方の見守る視線がね」
マイコー「そうそう。旦那さんが出来た人でしたよね」
小太「素敵でした」
マイコー「私は逆にそれが、こんな理解のある旦那さんいるのかなあくらいに思いました」
まるこ「やっぱここは既婚と未婚で見方が変わるよね」
小太「そうそうそうそう」
まるこ「夢見てる方と、現実を知ってる方と」
小林「現実はあんなじゃないですよ」
一同「はははは」
まるこ「そうか。騙されちゃった」
10「私はジュリアの可愛らしさが良かった」
小林「そうそう、可愛いんですよー」
10「で、あんまり可愛いのを出しすぎると若干イライラっとくるやん。けどイライラがなく適度な可愛らしさがとても素敵と」
小太「ジュリアはどっち?」
まるこ「おばちゃんのほう」
小太「あ、メリル・ストリープね。やっぱ巧いよね」
マイコー「すごい太っちゃってて、おばちゃんらしい可愛らしさが出てた」
まるこ「それがさ、パリから離れたらちょっと痩せたの。シュッとしてて。スゴい!と思って」
小林「役作りしてるんでしょうね、きっと」
まるこ「うん。すごいびっくりした」
若葉「あの人は、いつも酔っぱらってるわけじゃないんですよね?」
小林「あはははは」
まるこ「思うよね」
小太「喋り方が?」
若葉「うんうん」
小太「ああー!」
若葉「お酒飲むシーンもあるし、違うときもあるし。今は酔ってるのかなあ?とか探り探り観ました」
マイコー「結構、お酒飲んでるシーン多かったですもんね」
小林「なんかご本人(ジュリア・チャイルド)によく似てるらしいです」
マイコー「あ、あ、そうなんだ!」
小林「途中でジュリアを真似したコントがありましたけど、あれも当時の」
若葉「へえええ。あのコント、ちょっと心臓に悪い」
まるこ「ね。血、ザーってね。M1とは違うと思って」
小太「私ずっと笑ってたよ」
まるこ「アメリカ人だ。さすが」
小林「あれ観ながら真似する感じも、あ、やるやると思った」
小太「うん。自然な感じだよね」
小林「私は2つの話をうまく絡めてて上手だなあと思いました。あと、ジュリアの方は偉業を成した人じゃないですか。反面ジュリーの方は、ただ真似して良いとこどりみたいな。そういう締まりのないポジティブシンキングがちょっとイラっとするんですけど、なんか普通の一般人ってあんなもんだよなと思って。ドラマチックすぎなくて。誰か憧れの人がいて、その人に近づきたくて真似するとかいう感じは一般的な女の子と同じで、普通っぽいところが良いなあって」
小太「うん。普通っぽかったよね。会話とかも冗談の言い方とかもさ、あ、これ言いそう~みたいなさ。だから結構笑うシーンが多かったかな。あと、ジュリーの方の旦那さんが変にベタベタ励ましたりしないじゃん。割に冷静に広く見守ってる感じがすごい良いなあと思った。ジュリアの旦那さんはパーフェクト」
まるこ「ホントは絶対違うんだろうけどね。でも海外に一緒に駐在するとすごい仲良しになるんだって」
10「そうか。他に頼る人がいないから」
まるこ「友達が出来てもすぐに別れることになっちゃうし。だから夫婦がすごい仲良しになるってみんな言う」
小太「あの(ジュリアの)旦那さんの大人な感じの見守り方もすごい素敵と思った」
小林「なんか、よーしよーしって感じでね」
小太「うん。自分だってすごい地位にあって仕事も大変なんでしょうけど、奥さんのグチもちゃんと聞いてあげて」
マイコー「うんうん」
まるこ「一昔前の話じゃん。それなのに好きにしていいよみたいな感じだったもんね」
小太「戦後すぐくらいか?」
小林「50年くらい前らしいです」
10「ジュリーの住んでた部屋の間取りがすごい素敵と思った」
小太「あ、ね。ああいうゴチャっとした感じがね」
まるこ「なんかとってもはまってたね」
小林「ピザ屋の上ってくさしてたけど、ちゃんとコジャレてた」
10「そう、ゴジャレてた」
まるこ「あとパリの駅とか出てたじゃん。私、ああいうのもスゴい好き。けど、パリに引っ越してきて、お城みたーい!って言って窓を開けて振り向いたとき、いかにも合成なのがわかって撮り方が甘くない?って」
小林「あははは。よく観てますねえ」
まるこ「あ、パリじゃない。ここスタジオって」
小太「若葉さんの星2つはどうして?」
若葉「なんとなく単調に淡々と過ぎてしまって、それがあーって感じに。旦那さんとかもスゴい良いんだけど」
小太「大きな事件がないってこと?」
マイコー「ね。だらだら長くて、もうちょっと端折っても良いんじゃないかなって」
小太「そっかあ。あんまり感じなかったな」
まるこ「あとはどんなとこ?」
若葉「えー、どこだろう。淡々と料理してるのが、もうちょっと何かがないのかなって」
まるこ「山谷が?」
小太「そうなんだね。私、あの淡々としたのが良かった。やっぱ興味の持ち方で違うんだね」
マイコー「あの本を出すとか出さないとか、ああいう下りが長いんじゃないですかね」
小林「ちょっとまどろっこしかったですよね」
マイコー「大変なんだろうなとか思うけど、うーん長い!って思って」
小太「あの長さがあるから最後に本が出たとき、うれしい!ってなるんだと思う。でも私が要らないよなと思ったのは、最後らへんに記者からジュリーが不愉快そうだったって電話があったじゃないですか。あれ全く要らないんじゃない?って思った」
小林「うん。あれ、あの後、何もフォローがなかったですもんね」
まるこ「あ、でも、私それがあっての評価だな」
小太「むこうもこっちも接点がないままのほうがすっきりしたけど、あのシーンだけ入ってくるところが別に要らないなと思った」
まるこ「私、あれがひとつあったから考えた感じ。あれがなかったら考えずに終わってたと思う。やっぱり人間同士だから誤解もあるし。知らないもの同士だからどう思われてるかもわからないし」
マイコー「確かに、そこで実際に会ったり、誤解がとけたりしないところが良いなと思った、ポゥ!」
まるこ「そうそうそう。それがあったら作りものチックになっちゃってたと思う。もしかしたら認知症だったかもしれないし」
一同「はははは」
小太「しかし2人とも長生きだったんだねえ。90何歳とかいって」
小林「ねー、あんなに脂っこいものいっぱい食べてるのにね」
小太「そうだよね、じゃ、私も食べちゃおうかな。なんて」
まるこ「さっきお茶してるときに、コレステロール値高いからって話してたんだよね」
マイコー「そう。頑張って控えてたのに」
まるこ「それが面白かった」
小太「でも寿命も遺伝が関係あるって言うしね。結構、食事とか関係なくても長生きできるのかな。食べてるとき幸せそうだったもんね」
まるこ「バター欲しくなるね」
小林「あれ、博物館にバター置いてった時、ちゃんとコトンって音がしてあれ?って思った。あそこに行くまでにデロデロに溶けちゃうだろ!って」
マイコー「ジュリーも可愛かったですね」
小太「可愛くて笑えた。あの泣いてるところとか。あれ、足の方から映すのがまた良いよね」
小林「そうなんです。女の人が可愛く撮れてる映画だなあと思って、女だけで観に行くのに良さそうだから選びました」
マイコー「そうそう。女の人向けの映画だなと思いました」
まるこ「女目線でね」
小太「やっぱ食べ物の話は映像だね。私、「幸せのレシピ」も好きなんだけどさ、やっぱ美味しいものは人を幸せにするって感じがさ良い」
小林「ホントに美味しいと言葉もないみたいなね。ただただ幸せ!って」
まるこ「でも脂っこそうだよね」
小林「ね。365日フランス料理ってどうなの?とは思った」
まるこ「太るよー」
マイコー「あんなもんじゃないよね。もっと太るよね」
まるこ「そこも描いてたら面白かったのに」
10「どのくらい太りましたってね」
小太「星の数、減点したのはどのへんで?」
マイコー「うーん、やっぱり長かったとこと、旦那さんが良すぎるところ」
まるこ「でかいねえ。そこはでかい」
マイコー「うん。フランス料理のコースなんか作っちゃったりしてる横で、もっとパニクったりトラブルがあったりするだろうなと思って」
まるこ「自分も仕事がうまくいってないときだってあるだろうにねえ」
マイコー「ほら、料理に一生懸命になっちゃうと掃除とかできなくなったりするでしょう。そういうのもなくて」
小太「現実的だね」
マイコー「そうそう。現実的じゃないなと思って」
まるこ「もしかしたらジュリアの部分はジュリーの頭の中での想像なのかもしれないよね」
小林「それも考えられますよね。良い風に想像してるみたいなね。ただ、オチきらない感じはあって。なんか中途半端な感じしませんでした?ジュリーなんて、頑張ってるんだろうけど、たまたま運が良かっただけな感じで。中途半端な頑張りきらなさがあって、ものすごいポジティブシンキングな感じでまとめてるのが、綺麗にオチがついたわけじゃないなと思いました。反面、そこが良いとこなんですけど。私にとっては良いところとイマイチなところが同じ部分でした」
小太「表裏一体なんだね」
小林「そうそうそ。なんか自分みたいじゃないですか。中途半端な普通さとか、何も為し得ないところが。でも一般人なんてみんなあんな感じだよなあと」
マイコー「いっぱいいますよ、ああいう感じの人」
小林「それで近親憎悪的なものを感じました」
小太「あー、そういうこと」
小林「まあそういうもんだよね、みたいな。でも星5つなんですけどね」
若葉「ジュリアの方の話は魅力的に感じたんですけど、ジュリーの方の話はジュリアの存在に救われたと言いつつそんなに救われた感がないなあと。すごいどん底ってわけじゃないし、あんまり成長がなくてイマイチでした。
小林「そうそう、それも解ります。それも中途半端さの一つなんですよね」
まるこ「でも私は、自分がこういうキャラだからだと思うんだけど、そこまでドーンて落ちることがないから、あのくらいの停滞感は解るなあ。何かがあってすごい落ち込むってわけでもないんだけど、なんとなくモヤモヤしてるみたいな。そういう時に、大好きなものに出会って気持ちが救われる感じは解る」
マイコー「うんうん。そういう自己満足の世界なんですよね。一年間で本のレシピを全部作るっていう目標をやり遂げたってだけで、映画にするほどの話でもないなっていうね」
小林「そうそう。私の人生が映画にならないようにね」
10「あははは」
小林「そこを無理にお話にしたような気恥ずかしいところがあるんですよ、この映画」
まるこ「そうかあ。それをあんまり感じなかったのはジュリアとジュリーの話をうまく絡めていたからなのかね」
小太「片方だけだったら確かにそうだよね。そんなに面白いわけじゃないね」
マイコー「それで、あんなしょっちゅう友達にパーティーやってもらって祝ってもらったりしてね。幸せですよね」
小太「うん、幸せ幸せ。たとえば「今年一年不倫をしますって目標をやりきった私」っていうブログと一緒なんでしょう?」
マイコー「ははは、そうそう」
小太「誰かにしゃべりたいけど、でもダメ!みたいなさ」
小林「はははは」
まるこ「なんてつまんないんだろう」
小林「そうそう。そんなもんじゃないですか自分たちも。中途半端なところで自己満足できちゃうあたり」
小太「だから普通っぽい感じがするんだね。(それがあからさまに見えないのは)構成がうまいんだね」
小林「たしか監督と脚本が「ユーガットメール」とか「めぐり逢えたら」と同じなんですよね。見せ方は上手なんでしょうね」
マイコー「私、「ユーガットメール」なんてビデオ買って何回も観ましたけどね」
小太「「めぐり逢えたら」は?」
マイコー「そっちは観てないんですよね」
小太「そうかあ。そっちはそんなに良くなかったんだよね。同じ監督さんって聞いたから、うまくなったのかなあと思った。今日のが一番良かった」
まるこ「私の中の星5つはDVD買いたいくらいのものっていう基準があって、今日のはなにが悪かったのかわからないけどそこまでじゃないんだよね」
小林「やっぱりテンポが良くて引き込まれると、もう一回もう一回って何度も観ちゃう。けど今日のはそんな感じじゃなかったですね。観るとおなかいっぱいになる」
小太「私、来年ぐらいにもう一回観てみたい感じかな。すぐにまた観たいっていうんじゃないけど、もう一回くらいは観たい」
まるこ「じゃあ、いずれみんなでDVD観なおしてみる?その時の状況によって星が変化することもあるしね」
マイコー「そうですね。フズバー!」
<文責:小林>
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プロフィール
HN:
映画部(仮)
性別:
非公開
自己紹介:
少人数制映画鑑賞クラブ
小林さん、議事録作成ありがとうございました。